世界水泳メルボルン2007が始まっていますね。
世界水泳を見るのは大好きです。だってワタシ、そんなに泳ぎ得意じゃないから。
水の中で魚のように泳いでいるのを見ていると、ワタシまで泳げる気になってしまうのでとっても大好き。
特にシンクロが大好きで、毎晩見ています。
フランスの
ヴィルジニー・デデューご存知ですか?
彼女は一度2005年に引退したんですが、今回電撃復活。
その理由がこちら。
「ワールドカップで見たイシェンコの演技は芸術的に新しいものがなくて面白くないの」
弱冠20歳、ロシアのイシェンコはデデューが引退してから女王に君臨。
だが演技は技術が長けているものの、芸術性を追及するデデューには物足りなかったというのです。(テレビ朝日から引用)
「私が考えつくようなアイディアがシンクロワールドカップにはなかったので、私がやる余地がまだあると思うわ。」
「いままで思いついたこともないような、強烈な新しい演技を盛り込みたいわ」
引退してから建築デザインの学位を取るために勉強していたにもかかわらず、復活を決めたのは世界水泳の4ヶ月前。
シンクロには不必要な筋肉が付いてしまったらしいんですが、それもみごとに克服。
今日のソロフリールーティンで何と優勝しました!!!やったー!デデュー!!
デデューの魅力は何と言っても妖艶な演技。表現力がすごい。さらにノーズクリップをつけずに泳いでしまいます。
そしていつも女性の心を描いている曲を選んで、演技中も顔の表情も変えているのです。
しかも泳ぎながら歌ってる!!水しぶきもキレイ!!
もぅー惹きこまれます、本当に。
普段のデデューも本当にキレイで美しいし、可愛らしい。女子度高いです。
そしてイシェンコも今回、技術点より芸術点のほうが高かった!
技術のイシェンコと呼ばれていたにもかかわらず。
イシェンコはデデューが復活すると聞き、かなり芸術に力を入れたようです。
うん、だって決勝のとき、イシェンコの演技もすごく良かった。機械的じゃなかった。
これでイシェンコも、きっときっとこれからもっと変わるだろう。
デデューが復活した意味を、イシェンコが一番分かっていたのかもしれないなと思ったのでした。
デデューのDVDが出てるらしい・・・買ってしまおうかしら・・・やっぱワタシ、男子?